2025年7月19日(土) 【会場開催】
ゆいか 「そのままで生きる気楽さ」
お話会

 

「私がいる」という錯覚と苦しみのカラクリ ― それを知るだけでも楽になる

苦しみから自由になるということは、具体的にどういうことでしょうか？
私はそもそも、「苦しみがなぜ起きるか」を全然分かっていなかったんです。
多くの人がそうであるように、私も「現実的な問題がクリアされれば、いつか楽になる」と思い込んでいました。
でも、それが勘違いで、実はもっと根本的な苦しみの正体があるということに、ある時気づいたんです。
一瞥体験と言われることはたしかにありました。
そこで気づいたことは「思考が湧いた瞬間、“私”という強い感覚がドーンと重みをもってやってくる」ということでした。
思考が湧いている時には、人間としての苦しみも必ずセットで起こるんです。

なぜ、思考と苦しみはセットになっているのでしょうか？
「思考＝私」と誰もが当たり前に信じています。
さらに言うと「私がいる」と感じると、苦しくなりますよね。
何で苦しいかと言うと、悩んでいること、嫌だなとか不安だなと思うことを紐解いていくと、全部「私」にまつわることのはずです。
自分が生きていくための不安、このままではどうにかなっちゃうのでは？
そういう恐れが尽きることはないんです。
でも、その一番の中心にいる「私」が本当はいなかったら？
問題ごと消えちゃいますよね。
どんなに対処しても、人生が終るまで必ず問題は起こり続けます。
ですが、「私というものの正体」を見抜いてしまうことで、まったく違う視座に立つことができるんです。
これは問題解決のメソッドでも、意識の持ちようでもありません。
何が起ころうとも大丈夫で、永遠の存在である本当の「私」。
でも、それは頭で理解して「つかむ」ことのできないこと。
それをお伝えするのは逆説的にはなりますが、日常での気づきの感覚の維持、体の感覚をもっと信頼することなど、そのコツを皆さんとシェアしたいと思います。

そのままを生きたら自然と気づきが起きた。
逆をやっていたから見えなかった世界がここにある。

 

考えすぎの毎日から抜け出す－思考を超えて「今ここ」へ　
左脳過剰を静め、右脳を活性化させるプロフェッショナル・枡田智さんがスペシャルゲストとしてお越しくださいます。

思考・自我・左脳といったものに振り回されないようにするコツとは？
自然と一体になると「わたし」は消えるのか？
「右脳＋ノンデュアリティ」で生きやすくなるのか？
右脳感覚と“在る”だけで満たされる生き方とは？

などなど、おふたりの自然な生き方が示す「自由に楽しく生きる」ヒントが満載の対談になることうけあいです。

 

【プロフィール】

枡田 智（マスダアキラ）
森の瞑想家まっすー。
マインドフルネス瞑想指導者、森林療法トレーナー、ネドじゅん－三脳バランス研究所瞑想研究室長。

大学で物理学と情報工学を学び、卒業後は大手オフィス機器メーカで、情報通信技術やテレビ会議システムなど、様々な新規技術の開発に従事し、特許を多数取得。
一方で、中学時代から長年メンタル不調に悩まされ、20年近くそこから抜け出せずにいた。
ところが30代になり、あるキッカケから、自分の不調の原因が「思考が強すぎ、感覚を抑圧していること」だと気づく。
そして、思考と感覚のバランスを整えるため、瞑想と森林療法に取り組み、たった3日で長年のメンタル不調から脱出。
この体験を活かし、同じように不調に苦しむ人たちを助けたいと思い、本格的にマインドフルネス瞑想と森林療法を学び、指導者となる。
ストレスに悩む現代人向けの、瞑想や森林療法のプログラムを提供中。

書籍
『瞑想メソッドで始めるメンタル強化法 もう“左脳”に振り回されない』（PHP研究所）
『じぶんでできる左脳過剰の静め方』（かや書房）

緑想舎ホームページ
ブログ

講師：ゆいか「そのままで生きる気楽さ」お話会
日程	2025年7月19日(土)
時間	13:00～15:30
定員	50名
会場	TIME SHARING 神谷町32芝公園ビル 4A (最寄駅：都営三田線 御成門駅 /東京メトロ日比谷線 神谷町駅/都営大江戸線 赤羽橋駅 )
料金	8,000円（税込）
備考	ゲスト：森の瞑想家・枡田智